微生物同定試験の遺伝子解析法

微生物同定試験の遺伝子解析法とは

微生物の同定について

微生物の同定について

地球上で最も小さな生き物の類である微生物ですが我々生命体の祖先は大なり小なりの違いはあるもののもとを正せば一つの系統から枝分かれしており、今から実に30数億年前に誕生した原始細胞が進化を遂げたものということが分かっており、非常に興味深いですね。

同定はご存知ですか?そもそも同定の意味はある対象についてそのものに関わる既存の分類の中から種名を調べることをいいます。

また微生物と聞けばなんとなく想像ができそうです。

とても小さな生き物で何らかの役に立っているなど漠然とはしていますがそういう風にイメージする方は多いのではないでしょうか?とても極小な生物にあることには違いなく、現在存在する微生物を分類する上で最も小さな単位として種(species)があり、種の集合体が属(genus)、属の集合体が科(family)、その集合体が目(order)、目の集合体が網(class)、その集合体が門(phylum)、さらにその集合体がドメイン(domain)というようにまとめられ、同定とは未知の分離株を調べて既知のどの種に該当するかを位置づけて学名をつけることを言い、学名がつくことによって菌株の特徴を推定できるので多岐に渡り活用ができるのです。

微生物同定試験(遺伝子解析法)

微生物にも沢山種類があり、それの学名を調べる際に行う試験を同定試験と呼びますが、何故学名を調べる必要があるのでしょう?と考えた時、例えば原料や製品などにおいて微生物を添加していないのに検出された場合にそれが及ぼす影響としてどんな性質を持ち、それは安全か否か、

微生物の同定とは

また異常品検査においてはその異常が微生物の仕業なのかどうか、もしそうだとすればその原因菌を特定して性質を知る必要があり、そのために微生物同定試験が行われるのです。

試験の方法としては細菌と酵母であれば形態観察や性状試験を基にした同定試験や同定キット(APIシリーズ)を用いた試験やDNAを用いた試験(塩基配列の解析)を行い、カビであれば形態観察を基にした試験とDNAを用いた試験になりますがその他にもミクロフローラやカビフローラの手法を用いた試験もあり、対象とされるのは古細菌や培養が困難な細菌を除く細菌と真菌ではカビとキノコを除く酵母になります。

試験で得た結果を基に原因菌の究明を計り、問題を解決するにあたって役立つのです。

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